最近はミラーレスの一眼レフカメラも大分お手頃な価格で購入することができるようになってきました(それでも高いですが)。
撮影した写真を思い出として残しておくだけでも勿論良いと思います。
ですが、これらの写真がもしかしたらお金になるかもしれないと言ったら、
少し気になりませんか?
今回はストックフォトの販売についてご紹介していきます。
ストックフォトとは
Webサイトなどで利用するための有料素材。
写真が主になります。
本来は、カメラマンを雇用して撮影をお願いする手間とコストをストックフォトを利用することで、
企業側は時間とコストが大幅に削減できる…ということです。
このようなことを聞くと、写真はプロのフォトグラファーでないと販売できないんではないか…
と思ってしまいがちですが、
実はそんなこともなくアマチュアでも写真をアップロードして販売することが可能です。
始めるのに必要なもの
- パソコン
- デジタルカメラ
- 会員登録
まず、パソコンは皆さんすでにお使いのモノがあると思います。
WIFI通信機能があるデジカメだったら、
スマホに写真を取り込んでアップロードするということも可能ですね。
勿論わざわざスマホからやる必要はありませんが。
次にデジタルカメラ。
スマホで撮影した写真は基本的には不可です。
とりあえず始める場合は1万から~2万のコンデジでも構わないので、持っていない方は買っておきましょう。
最後に会員登録
登録は普通に会員登録すればいいものと、
写真閲覧とクリエイター登録が別のものがあったりするので注意してください。
海外のフォトストックサイトの場合はpaypalの口座が必要になってくるので注意してください。
多少英語の技能が必要ですが、
その分世界中で利用してくれる可能性が高いので
写真の売れ行きは日本のフォトストックサイトに比べると良い傾向があります。
フォトストックサイト一覧
など
複数あるので何個か登録してみて、
自分で良いというものを探すのが一番かもしれません。
中の規約によりけりですが、
基本的には例えばFotolia(adove stock)で販売した写真を、
PIXTAに出すという行為も可能です。
最初の内は安くてもダウンロードがぼちぼちあるところでやっていく方がモチベーションを保ちやすいです。
(アップロードしても売れないとどんどんやる気が落ちていくので)
ここら辺は気長にやっていくのか、がっちりやっていくのかによって変わるかもしれませんね。
写真の審査基準
アマチュアでも大丈夫…
といってもアップロードする写真には審査基準がありまして、
それを通らない写真は写真を販売することがかないません。
審査が通らない写真のポイント
・スマホでの撮影
・写真がピンボケ、ゴミなどがあるもの
・画像のサイズが小さすぎるもの/画像の向きがおかしいもの
写真の圧縮率が高いとその分画像が小さくなります。
写真撮影する際のサイズは必ず一番大きいサイズ設定で撮影するようにしましょう。
・すでに同じテーマで大量に撮影されたものがあるもの
秋の紅葉などの写真は多くの人が同じようなものを撮影しているので、
余程なにかユニークな要素のある写真でなければ審査に通らないです。
・写真と記載している情報に不備があるもの
例「りんご」の写真なのにタグや名前に「みかん」と記載している
・著作権・肖像権を侵害するもの
人の顔が移っている場合はモデルになっている人の許可が必要です。
判別ができないほど小さければものによりけりになります。
などこのほかにも、サイトによって異なる審査基準が存在します。
審査基準はサイトによってまちまちです。
傾向としてはFotolia(adove stock), shutterstockが審査が通りづらいです。
逆に言えばこちらで審査が通る写真であれば、他サイトでも通ると思います。
何でもかんでも登録という訳にはいかないので、自分が撮影した中でも渾身のものをアップロードしていくようにしましょう。
ちょっとしたお小遣いとして稼ぐのか、本格的にやるのか
お小遣いが入ればラッキー程度でいいのであれば、
旅行の出先の写真、日々の生活でのちょっとしたことを写真に収めてアップロード程度で良いと思います。
これが月に何万も稼ぎたいとなってくると、買い手側に売れる写真とは何か?というのを意識して写真を撮影しなければならなくなっていきます。
数も勿論必要になっていきます。
この沼にはまってしまうと、売れる写真を撮らなければという強迫観念に縛られてしまい、お手軽な撮影という行為も一切楽しくない行為になっていってしまいます。
こういった状況下で撮影した写真は余計に売れないことが多く、モチベーションが保てなくなっていきます。
ですので、始めの内は自分の好きなものを撮っていくのが一番だと思います。
最初の内は売れればラッキー程度に。
そのうち数も増えてくると、
どの写真が売れる写真なのかどうかというのが分かってくるので、
今度はそこを意識して撮ってみようかなといった気持ち構えやっていった方が続きやすいです。
継続して続けることでそれが知らず知らずのうちに力になっていきます。