硫黄島での自衛隊隊員食堂の調理師のお仕事

硫黄島は、太平洋戦争の末期にアメリカ軍に攻撃されました。

当時、アメリカ軍は5日で落とせると計算していました。

しかし、結果硫黄島を陥落させるのに1ヶ月かかりました。

2006年にはアメリカの映画監督のイーストウッドが指揮を執って
あの有名な「硫黄島からの手紙」という映画が製作されました。

アメリカの映画監督が直接指揮を取るくらい
アメリカにとっても5日で陥落できると見込んでいたところを
1ヶ月かかったというのは衝撃的なことだったんです。

今、硫黄島は普通では足を踏み入れることの出来ない場所です。

海上自衛隊が管理する基地が置かれていて、
島全体が基地としてみなされているんです。

なので、自衛隊以外は足を踏み入れることが出来ないんですね。

しかし、そんな硫黄島に入れるチャンスがあります。

アルバイトなら入れるんです。

これはかなり貴重な

今回は硫黄島での自衛隊隊員食堂の調理師のお仕事
という超レアなアルバイトについてお話していきます。

 

■仕事内容

 

仕事は、硫黄島の自衛隊食堂でのホール・キッチン業務。

注文のオーダー取り、調理などです。

1日4時間程度の搬入作業もあります。

居酒屋などのバイトと大きくやることは変わりません。

極端に言うと、近くの飲食店で働くか硫黄島で働くかの話です。

基本給は、18万くらいで離党手当てで4万円です。

合計22万円がお給料になります。

働く時間は8時間程度。シフトも組めて、3ヶ月に1回だけ6日間帰省できるという休み期間もあります。

 

■自衛隊機に乗れる!?

 

硫黄島に行くためには、飛行機ではいけません。

ではどうやっていくのか言うと、
自衛隊機に乗って、島に行くんですね。

つまり、戦闘機に言って離島に行くんです。(笑)

これはこのバイトなっらではの特別な利権ですね。

ただ単に、戦闘機に乗りたいという理由で
この仕事に応募するのはいけませんが、
このバイトの楽しみでもあります。

夢は広がりますね。

 

■インターネットは使えません。

 

当然ですが、インターネット環境は全くありません。

携帯も使えないし、テレビも見ることが出来ません。

最初は何をやればいいのかわからず戸惑うと思います。

ただ、毎日毎日誰かから連絡が来てるかとか
ニュースアプリを見て暇つぶしをするとか
SNSで周りが何をしているのかを気にする生活とはおさらばできます。

大自然の中で、ひたすら仕事に集中して、自分と向き合う。

武士みたいな生活ですね。

でも、忙しかったり将来に不安になる生活から開放されることができます。

日々の生活に疲れた人はいいかもしれません。

 

■最後に

 

私も1度硫黄島でバイトをしていたのですが、本当に仕事しかすることがありません。

つまらないと感じることもありますが、
めんどくさい人間関係とか変な呪縛から開放されて
とても精神的にリフレッシュできました。

自分と相談する時間が多いので、自分はこれからどう生きていきたいかだったり
今後の人生を考えるきっかけになりました。

また、国を守ってくれている人がどういう生活をしているのかを
間近で見ることが出来て、自分も頑張らないといけないという気持ちになりました。

中途半端な興味本位でこの仕事に応募することはオススメしませんが
自分を見つめなおすという点ではオススメの仕事です。

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