ホームレスの方が自転車一杯にアルミ缶を積んで、どこかしらのスクラップ買い取り業者に買い取ってもらっている。
何となくは知っているけど、みんな知らないアルミ缶拾いの現状を調べてみました。
副業初心者でも空き缶拾いを本気でやると一日いくら稼げるか?などをまとめています。
■買い取り価格 缶の状態・会社によって値段が変わる
バラ缶
空き缶そのままの状態、または手で軽くつぶした状態のもの
買い取り相場、1キロあたり65円~80円
アルミ缶プレス
プレス機を使用してプレスしたアルミニウムの飲料缶
買い取り相場、1キロあたり72円~100円
同じアルミ缶であっても買い取った業者がプレスする手間が少なければ少ないほど
買い取り価格があがります。拾った缶は足で踏んづけてぺったこんにした方が
重さ当たりの買い取り価格もあがる上に、自分も運びやすくなります。
■アルミ相場は激しく変動することも
北京オリンピック直前は、それまで1キロ100円前後だったのが、一気に170~180円に値上がりしたが、
北京オリンピック後には1キロ60円までした。現在は100円/kgに安定している。
アルミも金やプラチナと同じように相場が変動するようです。オリンピックが近づけば、
金属の需要が跳ね上がり買い取り価格を上がります。
■アルミ缶拾いで1,000円稼ぐための目安
アルミ缶1個の重さは350ml缶で15g、500ml缶で20g程度のアルミを含んでいます。
現在のアルミ缶の買い取り相場に照らし合わせると、500ml缶だけで1,000円を稼ぐとすると500個集めないといけません。
500個といえばとてつもない数にも思えますが、空き缶があつまっている場所どっさり確保できるのであれば
1000個でも夢ではありません。
■実際どれくいの空き缶を集めることが可能か
いわゆる空き缶ひろいのおじさんの稼ぎが自転車を使って一日700円だと言われています。
また軽トラで回収を専業にしている人で軽トラ一杯の40kgで2,000円の収入を得ているそうです。
■スティール缶の買い取りは?
スティール缶はアルミ缶とは違い買い取り価格に値段がつかない状態です。見た目は似ていますが、アルミはとても貴重な金属なので
買取が可能になります。
■空き缶拾いを始めるために
ごみ回収場所に置かれたアルミ缶の所有権は捨てた人から回収場所の自治体に所有権が移動します。
町内会によってはアルミ缶の回収費用を町会費にあてていることもあり、勝手に持っていくと窃盗にあたる場合があります。
しかし、地域によってはアルミ缶の廃棄に改修費を支払っている場合もあり、その場合は、ごみ管理をしているひととの話しだいでは、
ごみ回収場所からもらうこともあるようです。
また大きな公園などではホームレス同士の縄張りなどもあるので、迂闊にはアルミ缶拾いは難しいかもしれません。
いかがだったでしょうか?空き缶拾いを副業にとするにはかなり細かいところで難しいところもあるようです。
地域の協力があっても買い取り業者が近くにないと不便なので地域も選ぶ副業にはなりますが、
がっちりやれば月に2万円は稼ぐことも可能です。